Illustrator 5.5のアイコンを元通りにする
Classic環境をインストールしましたので、これまでずっと気になっていて、でも面倒臭いし実害は無いので放置していた問題を解決させました。
それは、Adobe Illustrator 5.5というClassic環境用のアプリケーションのアイコンについてです。 Mac OS XのClassic環境にインストールすると、何故かこのアイコン(本来はビーナスの顔)が全然別の、フォントちっくなものに差し変わってしまいます。
そこでカスタマイズして本来の姿に戻します。 あ、「カスタマイズ」っていうのはアプリやユーティリティーをインストールする事ではなくて、インストールしたそれらを使って行う行為の事です。 ので、やれ「TinkerToolを使ってカスタマイズ!」とか申される方には多分難しいと思います。 懇切丁寧に説明しますので付いてきてね(笑)。
先ず、 IllustratorをResEditで開きます。 え?ResEditを知らない?...あのな、ResEditはApple謹製のリソークフォークエディターの事で、Classic環境で起動します。 ダウンロードはAppleのダウンロードセンターでどうぞ。 「ResEdit_2.1.3.sea.bin」がそれです。
開きますと、BNDLというリソースタイプがありますので、それをダブルクリックして開きます。 左の画像の様になった筈です。 ここで試しにID 128をダブルクリックして開きます。
APPLというタイプ(Applicationの略)に割り当てられているアイコンがありますね。 これが間違って表示されているアイコンです。 どういう訳か分かりませんが、元々バンドルを誤っていたのがMac OS Xで露呈されてしまったのでしょうか。
余談ですがBNDLリソースはその略名の通りバンドルのリソースで、アプリケーションが用いる専用のアイコンを、どれをどのファイルで用いるかを宣言しているのです。 この場合ではアプリケーションそのもので用いるアイコンが本来とは別のものに指定してあった、という訳。
BNDL 128を一端閉じます。
そしてもう一度ダブルクリックして開くのですが、この時にoptionキーも同時に押します。 詰まり、optionキーを押しながらBNDL 128をダブルクリックで開きます。
すると左にようにデータがダンプ表示されます。
$00002Eからの2バイト「0468」を「0080」に変更します。
追記:0080というのは16進数で128を意味します。 環境によっては140(16進数で008C)にする必要があるかも知れません。 割り当てたいアイコンのIDをicl8リソースで確認して下さい。
右のようになります。 全体量は同じである事に注目して下さい。 増減がありますと不具合が発生しますので注意深く行って下さい。 何故ならば、1バイトは2桁で、ResEditで入力する時、「0」と1文字だけ入力しても「00」と表示されるからです。 ですが心配無くそのまま入力して下さい。 「0468」の2バイトを削除し、その場所の「0080」と入力するのです。
出来たらResEditを終了し、ファイルを保存して下さい。 保存しないとカスタマイズの結果が反映されないので注意しなければなりません。
結果はこんな感じ。 本来の姿に戻りました。 戻らない場合、アイコンんをクリックしてみて下さい。
追記:手元の環境を見てみたらIllustrator10も同じ仕様になっていたので、Classicアプリケーションとして用いると同じ不具合が生じる模様。 CSはわかりませんが、Illustrator10までの全てのバージョンで起こっている不具合みたいですね、これ。



