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Para Dieswarts Duul

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年06月15日10:53 | 編集

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 オリジナルAmon Duulの3rdはohrレーベルから発売されたもので、現在はあのRepertoireからCD再発されております。 私が持っているのはキャプテン・トリップ・レコーズから発売されたもので、ジャケ裏面に追記されたキャプテントリップのあれこれ(クレジットやら値段)が雰囲気をブチ壊しにしており、Repertoire盤を買い直したいとさえ思う程であります。

さて、「楽園へ向かうDuul」と名付けられたこの作品なんですけれども、これまでの「セッション演奏を取り溜めて、メチャメチャなギミックを加えて再編集」というスタイルから脱し、アコースティックな響きを基本としてギターの不思議なリフレインと、英語で歌われたボーカル、そして何とも言えない寂寥感で埋め尽くされた傑作。



静かな雰囲気に満ちあふれた作風で、これは落ち着いた雰囲気なのではなくて、楽園は楽園でも誰も居ない寂しい楽園、絶望感や終末感さえ漂ってきそうな何か侵し難い空気が流れてます。 アンニュイで脱力感あふるるボーカルが、これまた余りに壮絶な寂寥感を示し出す為、最早救いようの無い「何かの終わり」を露呈するのです。

もう...こんなに暗い雰囲気の作品は他に無いんじゃないか?っていう程なのですが、それが最高に美しく、是非とも皆様にオススメしたいところです。 演奏も、前述の通りギミックは殆ど無く(M1で深いディレイが掛かる部分がある程度)、難しい事をやっている訳ではありません。 心情吐露だけで傑作が出来ちゃうんじゃないだろうかと思わせる程の不思議な空気、是非ともお試し下さい。

この作品を以てオリジナルAmonDuulの正式なスタジオ録音盤は終わりとなってしまうのですけれども、Amon Duulのもたらした功績は何者にも換え難いところだと私は思います。


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