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嵐の青春

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年06月03日08:23 | 編集

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LSD文化発祥の地・サンフランシスコのヘイトアシュベリーを舞台に、当時のドラッグカルチャーやヒッピー文化を描いた、J・ニコルソン主演の青春ドラマ。『白昼の幻想』の姉妹的作品であり、サイケデリックな映像と音楽に彩られている。

 この「嵐の青春」っていうタイトルが先ず爆笑物なんですけども、原題は「PSYCH-OUT」でありまして、全然違う。 でも、観終わると「嵐の青春だったかも」とか洗脳された自分に気がついたり。

以前「白昼の幻想」を観た時、この姉妹的作品をどうしても観たく願ったものです。 やっと観る事が出来ました。 正直、こっちの方が映画としてもネタとしても面白いです。



ストーリーは単純で、兄(神になったヒッピー)を探しにヘイト・アシュベリーやってくる妹の物語、であります。 廃れ始めた頃のヘイト・アシュベリーとは言え、サイケ文化の発祥地でありますから、もうおサイケ度高いです。 制作側はドラッグの危険性を織り交ぜたかったようで、しっかりその効果が出てます。 LSDでバッド・トリップになったシーンなんて、かなりヤバい。 周りの人や自分の手が腐っちゃう幻覚シーンは相当怖いです。 全体的にトーンが暗いんですけども、当時が当時ですし、超低予算映画なんでしかたないかな、って感じ。

それであっても手抜き映画ではなくて、ビーズのシーンに象徴される独特の浮遊感ある不安定なフォーカスはあれ、望遠で撮っているからなんだそうです。 なのでちょっとフォーカスがズレるとがっつりボケてしまう。 照明が暗めなのが残念ですけども、きっちり照明を当てたら相当に幻想的だったに違いありません。 そんな風に色々と試行錯誤をして作り込んでいる映画でもあります。 兎に角ドープのシーンは必見です。

それと、サイケで有名なあのドロドロした投射機を用いた映像も沢山あります。 しかも、バンド演奏(生演奏じゃないけど)のシーンも盛り沢山で、もう堪えられないです! The Strawberry Alarm Clockの演奏シーンなんて、他では絶対に観られないと思います。 私自身はThe Strawberry Alarm Clockを初めて聴きもしたんですけど、すごく格好良くて...今度CD買います、絶対に。

また、ジャック・ニコルソンさんのバンドも、前半の「ハープル・ヘイズ」のヘロヘロなコピーはさておき、後半のThe Strawberry Alarm Clockの次に演奏した曲は目茶目茶サイケで、本当に格好良い。 バンドっていいなぁ...って思っちゃったですよ(笑)。

なお、音楽担当は前述のThe Strawberry Alarm Clockと、The Seedsであります。 ジャック・ニコルソン・バンドの曲はSeedsなのかな?(両方とも未聴なので不明) 映像も音楽も格好良いので、サイケ好きな方は是非観てみて下さい。


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