BEGIN
カート・ベッチャーを中心に誕生したグループが,1968年に発表した作品で,発表当初は,実験性が強すぎるということで評判にならなかったが,60年代のカリフォルニアのプログレッシヴ・サウンドが凝縮された傑作として,その後,神話化されていった。
実験的すぎるとか前衛的だとか評価され、積極的な宣伝活動をされなかったんで全然売れなかった。 けれども当時のCBSが最も製作費を掛けて1年掛かりでレコーディングされた作品でもあるそうな。 このレコーディングと並行してSagittariusの「Present Tense」も録音が進められ、Sagittariusの方が先にリリースされたそう。
で、このMillenniumの「BEGIN」、作り込まれすぎたせいで制作期間がとんでもない事になったそうですけれども、その分内容は濃く、最早ソフトロックの範疇で語る事に無理が生じております。
先ず、とてもポップでキャッチーな楽曲であります。 そしてコーラスワークが完璧で(個人的にはコーラスにおいてMillenniumの右に出るグループは無いと思ってます)、その洗練の度合いは並大抵のものではありません。 かつ、少々キラキラしちゃって(サイケっぽいけどそれを隠したい時の表現)たまりません。 これはマストアイテムです。
いや、それよりなにより、であります。 色々とフレーズは考えつくんです。 コーラスがどうだとかメロディーだのハーモニーだの、音の分離だの音響だの。 でも、とどのつまりは「ポップ」である事に尽きます。 恐ろしいくらいに爽やかなこのポップさはどうした事だろう。 奇跡としか申し上げようがありません。 地球の宝です、これ。 運転中に聴くと本当に和むんですよねぇ、これ。
ところで最近私はソフトロック系の作品を好んで買っておりました。 あ、そうそう、まだ当サイトがMovableTypeを導入していない頃にRuby & the Romantics経由でRoger Nicholsさんを聴いていたく感動した覚えがありましたけれども(そう言えばこの時も今回もアドバイスをくれたのはspkさんであります、多謝!)、今回のマイブームはこれとは無関係で、何と「カフェ・アプレミディ・ローズ」経由なんです。 これにMillenniumが収録されておりまして、ここから始まったんです。
このジャンルも深いなぁ...このままだと身上を潰しちゃうなぁ。





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