淫の日本史
古代から、性は人間にとって欠かすことの出来ない重要な営みであった。不倫、近親相姦、乱交、男色...快楽のため、権勢のために、想像を絶する性の狂宴を繰り広げた男と女の姿を、史実に即し赤裸に描く。
っていうかその前に、赤裸々という言葉は知っておりましたが、「赤裸」っていう言葉は恐縮です、初めて見ました。 「あかはだか」って読むんですね。 へぇ。
それはさておきこの出版元の「桜桃書房」って、もしかしたらと思ってGoogleしてみたら、やっぱりそうか、な出版社で、あぁ(略)。
閑話休題、「淫の日本史」であって「性の日本史」ではないところはあとがきに記された通りでありまして、妙に納得してしまいました。 確かにこの本の内容で「性の日本史」はちょっと違和感あり。 とは言え将軍家や皇族において「淫」というものがどうしたこうしたと書かれるこの本においては、彼らの地位とのギャップがスキャンダラスであると考えられるのは当然としても、余りに人間的すぎる事、詰まりは下々の我々とそう違いが無い「人間の性としての淫」であることに変わりは無いのだという再確認が出来る点でも有意義でした。
神話の始まりでいきなり「淫」であるこの本の冒頭には度肝を抜かれましたが、あぁそうなのか、と、さも当たり前の様に受け入れてしまった私は、一気に読破してしまいました。 面白い読み物だと思います。
それにしても、妊婦の腹を割って胎児を見物するのが好きな人の多いことよ。






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