刑務所の中
巻頭にはマンガ評論家の阿部幸弘らとの対談を収録。著者が3年の懲役を受けるに至った経緯が、自戒の念を込めて語られている。あとがきでは呉智英が著者の才能が潰れることがないようにと念じながら獄中の著者と手紙のやり取りをしていたエピソードを披露している。
映画化されていたのを全く知らなかった程に、私は花輪和一さんの事を知りませんが、銃刀法違反で実刑3年という事になり下獄した折りの事を作品化したのがこれです。
青林堂っぽい絵だな〜って思っていつつも読み通し、ふと背表紙を見ると「青林工芸舎」って書いてあった...。 昔はこのテの絵が大好きだったんですけど、最近はどうも生理的に受け付けなくなってます。
しかしながらこの作品は興味深い。 淡々と狂ってます。 面白い、と言うかこれは興味深い、という感じで、著者のハードコアとでも言うべき病的な発想や客観視が尋常とは思えず、それらが緻密に描き込まれた絵との相乗効果を生み、類い稀なる刑務所エッセイに仕上がってます。
買う程では無いけど、一度は読むべきです。





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