ウディ・アレンのバナナ
フィールディング・メリッシュはしがない商品検査員。毎日の単純作業にウンザリしていた彼は、ある日平和運動の活動家ナンシーに一目ぼれ——。なんとかして彼女の気を引こうと、あろうことか紛争の真っ只中にあるバナナの国サンマルコ共和国の革命軍に身を投じる。ところが、運命のいたずらか、彼はたちまち革命軍のリーダーに祭りあげられ、何と大統領になってしまったからさあ大変!
スネークマンショーの元ネタになっているかも?って一瞬思った事も、地下鉄のシーンで若き日の(鼻が一寸違うけど)スタローンさんが出演している事も、タイトルに「ウディ・アレンの」が付かなくてウディ・アレンさんが関係していなければこんなにダークな映画は無いだろうと思った事も、全て合わせて必見の映画。
小ネタがぎっしりで、定番物から革新的オバカなギャグまで取り揃えてます。 ウディ・アレンさんはスタート地点からやっぱりウディ・アレンさんでありました。 特にエロ本(陳列されているエロ本のデザインがかっこいい!)を買う所から地下鉄のシーンまで、「どうだ!」と言わんばかりのお約束的展開。 まさかそんなお約束的展開は無いだろうと信じつつ、あぁやっちまうのか...あぁやっちまった(笑)みたいな予定調和がとても宜しいです。
政治色が、取りようによってはダークに映るのも、それが2005年に観るからであり、当時はどんな風に映っていたのか興味を惹きますが、ゲリラ教育のシーンは単純にすべってて笑えます。 基本的に全編ヘマっている主人公ですので、訓練でヘマってもそれが普通なのでありまして、ちゃんと観ていなければならない妙な緊張感を生みます(迷惑だけど)。
ナンセンス映画だけど、実はセンスあります。 これ面白い。




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