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COCHIN MOON (コチンの月)

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年03月24日22:10 | 編集

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時代を30年先取りした驚異のサウンドが甦る! ハイパー・アーティスト横尾忠則と共にインドを訪れた細野晴臣が、深層意識の導くままにクリエイトしたエレクトロ・アンビエンス・テクノ・ワールド。この新鮮な感覚は、未来からの贈り物なのか? 新たなる伝説のはじまり。本人と小池光夫による、デジタル・リマスタリング。新インタビュー掲載。

 このアルバムは私にとっては幻で、どうしても聴きたかった作品であります。 それがリマスタリングされてようやく再発。 生きていて良かったです。

あの書籍「電子音楽 in JAPAN」にも簡単に紹介される程度であり、収録されたインタビューにも御本人自ら「語るのは初めてかもね」と言うこの作品、横尾忠則さん「達」と辿ったインドでの印象を音響化した作品...って聞き及んでましたが、本当にそうなのかな、っていうね。 横尾忠則さんに「作らされた」作品って本人おっしゃられてますし。

で、初めて聴きました。 というか聴きまくりです。 CDデッキで掛けてBGMにし、パソコンはパソコンでiTunesでもって別の曲を聴き、作業場に行くとリモートでiTunesが更に別の曲を掛けているという、訳のわかんない環境が今日だったのですけれども、それでもこの作品が一番主張してました(笑)。

シンセの使い方がまるで初期クラフトワークなのは、当時のシンセはそういう音しか出なかったのか、それとも影響をモロに受けたのか不明です。 しかしながらそういうどうでも良い部分は本当にどうでも良くて、こんな訳の分からない作品は他に無いっていう位の珍盤です。

矢張り初期クラフトワークとの比較になってしまいますが、そのアジア版という感触です。 ジャーマンロックの電子音楽ベクトルがそのままアジア圏に到達してしまったような、不安定さを補正しないダイレクトでアバンギャルドな音響構成は多分にアッシド(アシッド?)と申しましょうか、ドラッギーであります。

聞き通して感じたのは、やっとこの作品が評価される時代になったのかな、という事。




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