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太陽を盗んだ男

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年03月11日16:20 | 編集

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ごくごく普通の中学教師が、プルトニウムを盗み出して自らの手で原爆を作り上げ、国家に挑戦していく姿を描いた、伝説の監督・長谷川和彦による反体制的ピカレスク・ロマン。一見荒唐無稽風でアラも多いが、それを凌駕(りょうが)する映画のパワーに満ち満ちている快作であり、20世紀を代表する日本映画の1本にこれを推す者も多い。
 特に、前半の原爆を製造する際の描写が秀逸だ。いつもフーセンガムをふくらませている頼りなげな犯人を沢田研二が好演。また、彼が要求する事項が「TVのナイター中継を最後まで見せろ(79年当時は、放映時間が定められていたのだ)」とか「ローリングストーンズを日本に呼べ(当時、彼らは麻薬所持のせいで日本に入国できなかった)」と、何とも時代の空気を感じさせる。対する体制側には菅原文太というキャスティングの意外性もおもしろい。

 ジュリー!ジュリー!って、「ジュリー」って言っても最近は「=沢田研二さん」とならないっていうか、「誰?」って言われちゃって悲しいですけど、私個人としては数年周期でジュリーのブームがやってきます。

いや、昔のジュリーは格好良かったんだもの。 その頃の主演作品がこれ。 被爆してますジュリー。

ちょっとね、ちょっとだけ上映時間が長いので、ダレてしまうのは仕方ありません。 信じられないようなストーリーは荒唐無稽と言ってしまってはそれまでながらも、また、振り幅が広くてその微妙にかったるいところが「ダレ」た「荒唐無稽」と評価されてしまうのでしょう。 でも25年前の映画ですから。 その割には良い感じなんですよ。 シビれるぅ〜って感じ(死語)。

それ以外はB級の鑑と申し上げて構わない位のエンターテイメントさ。 カルト的人気を博しているのも頷けます。 冒頭のバスジャックで、犯人は天皇陛下に面会を求めるべく皇居に向かうのですが、それが一件落着して何故に主人公は「原爆」へ向かうのか、とか、ツッコミどころも沢山ありまして、勿論ツッコんで構いません。 気の済むまでツッコんだ方が良いかと思われます(ただ、先程の「天皇→皇居→原爆→東海村」という流れは、観終わってからだとそんなに不自然な流れではなかった事に気付く)。

一回は観なければならない作品であります。 見所満載で、本当に好きな作品なのであります。




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