光の雨
革命とは…? 総括とは…? 「連合赤軍」とは…? 映画『光の雨』は、「あの時代」を描いた作品ではない。立松和平氏の同名長編小説 を映画化しようとする「今の時代」を生きる人々の物語である。 若手映画監督・阿南(萩原聖人)は、映画のメイキングの撮影を依頼される。連合赤 軍による同志リンチ事件を描いた小説『光の雨』を映画化するという企画で、CMディレクター樽見(大杉漣)の初監督作品だという。劇中の組織「革命共闘」の幹部・上杉(裕木奈江)や「赤色パルチザン」最高幹部・倉重(山本太郎)など、キャスティングされた20名以上の若手俳優たちは、30年前に実在した同年代の若者たちの行動に疑問を感じながらも、それぞれの「役」を演じようと試みる。豪雪の吹く知床の地で、同志による「総括」場面の撮影の続く日々…。だがある日、樽見監督は現場から突然姿を消してしまう。果たして映画は完成するのだろうか?若手俳優たちは「事件」の当事者たちの「心の闇」に触れることが出来るのだろうか? 戦後昭和史の最大の闇=1972年・連合赤軍事件の初映画化であり、自ら同年代を体験した高橋伴明監督による渾身の一作。
これ、前にも観た事があるんですけど、その時は何か釈然としないものがありまして、こないだ改めて観たんです。
今はそんなにでもありませんが、数年前まで私は共産主義というか新左翼にすごく興味がありまして、と申しますか新左翼的なものにすごく興味があって、共産主義自体には全く興味が無かった訳ですが、ともあれ資料を集めまくった憶えがあります。
折しも連赤事件30周年記念っていう頃でした。 この作品に関しては、観たのは興味を失った後(2003年後半とか)でしたので、かなり冷静に観て「しまった」です。 が、同じ頃に「突入せよ!「あさま山荘」事件」も観て、こちらは「権力側の見地だから」とか無理矢理な感想を述べましたので、やっぱり当時も「興味を失った」とは申しますものの、なかなかだったのでありまして、どうもすいません。
さておき「光の雨」、原作も読みましたが、映画は原作とは別物です。 まさか原作に忠実に映画化される筈が無いと固く信じておりましたから、そうならなくて本当に良かった、と観終わって安堵したものです。
そういう部分を踏まえてからもう一度観直してみると、そんなに大した映画じゃないことがわかってしまい、落胆しまくりだったりです。 こんな映画で良いのかな〜って思ってしまって仕方ありません。
けれども、裕木奈江さんと山本太郎さんがナイス演技でしたので全部許せます。 特に裕木奈江さんは、「憑かれた」かのような迫真の演技で...この人っていつもこうだよな...って思ってしまったり。 総括のシーンなんて、(実物を見た事ありませんけど)永田洋子さんが後ろに居ましたもの(笑)。
そして結局、今回も釈然としなかったんだよぉぉ。





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