ユーフォリア(Euforia)
ポルトガルのスター、マドレデウスの新作は、アルバム『ムーヴメント』の曲を中心にした2枚組ライヴ。交響楽団を従えた新しい試みの中に、テレーザの美しい歌声が映える。格調高い作品だ。
この作品がアマゾンで在庫切れだなんて信じられない。 アマゾンさんはすぐさま東芝EMIだかに商品補充をするべし。 なんて。 こないだiTunesのリストを再圧縮した時、私はマドレデウス(Madredeus)のファイルを悉く削除したものですが、この作品だけは温存しました。 マドレデウス自体はアカネがファンで、その影響で私も聴いていた訳ですけれども、強いて好む訳でも無かったのでそんなに思い入れはありません。
が、この作品だけは評価してます。 シンフォニック・オーケストラをバックにしてマドレデウスの素晴らしい演奏、そして切なく美しく透明なボーカルがどこまでも続くように錯覚する程のこの2枚組ライブ盤は、マドレデウスの真価を十二分に発揮している名盤です。 なんで在庫切れなんだろうか(怒)。
マドレデウスはポルトガルのグループだとかで、私はポルトガル音楽について全然詳しく無いのですけれども、恐らくポルトガル音楽を嫌いな人は、ポルトガル音楽を嫌いだからであり、ポルトガル音楽が好きな人はポルトガル音楽「だからこそ」好きなんじゃないかと私は思っております。 冷たいんだか暗いんだか美しいんだかハッキリしないこのジャンルで捉えるところの音楽的指向は、リスナーの趣向を判りやすく指し示す定規だとも言えるでしょう。
また時として音楽的レンジのブレが大きいようにも聞こえるマドレデウスですが、この作品においてはオーケストラがしっかりと屋台骨を支え、完膚無き迄の完成度を誇ります。 こういうのを「名ライブ」というのでしょう。
これまでマドレデウスが苦手だった人に特にオススメ。 あ、アマゾンでは在庫切れか...




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