MacとWinをFireWire(IEEE1394)で繋いでネット接続もする
IP over IEEE1394 (FireWire)をちゃんと検証してみました。 昨日は単にフォルダー共有を試しただけなんですけれども、矢張りネット接続もしたい、と。
検証環境はWindowsXP sp2とMac OS X 10.3.8で、
CATV MODEM ----- HUB -----(100base)----- Mac -----(IEEE1394)----- Win
という一直線なネット構成です。 「ハブからMacまで距離があるのでMacの近くでWinを使いたい」というケースを想定して欲しいので、「ハブからWinに繋ぐ」とか「無線LANを敷く」とか云わないで下さい。 ちなみにIEEE1394ケーブルは接続済みです。
先ずはWindowsの設定ですが、スタート>設定>ネットワーク接続で「1394接続」を開いてみると、こんな風に自動プライベートアドレスが振られてしまってますけれども、これは無視して次へ進みます。
同じく「ネットワーク接続」には「新しい接続ウィザード」があります。 ダブルクリックして設定していきます。 途中、上の様な設定画面がありますが、上から3番目のラジオボタンをオンにします。 このウィザードで行うのはこれくらいなもので、次に自動的に「ネットワーク セットアップ ウィザード」に移ります。
今このマシンにはLANすら繋いでおらず、IEEE1394のみなのですが、IEEE1394は認識されず、上のような設定状況になってますので、下のチェックボックスをチェックして次に進みます。
Winをホストにする場合はここの設定が多少異なるのでしょうが、今回はMacがホストになりますので、2番目のラジオボタンを選択します。
ネット接続だけではなく、ファイル共有もしますので、この設定画面では上のラジオボタンを選択。 この後セットアップが行われます。
最後の画面では一番下のラジオボタンを選択し、ウィザードを終了します。
マイコンピュータを開いた時に表示される「共有ドキュメント」のプロパティの「共有」を見るとこのような設定状況になっているかと思われます。 なっていなければ共有フォルダーが共有されていないだけで、共有したければこのように設定します。
尚、パスワード制限は私が使っているXPのHome Editionでは行えませんので検証してません。 Professional Edition欲しくなってきた〜(笑)。
今度はMacの設定。 今回の接続はMacをホストにします。
先ず、アップルメニュー>システム環境設定から「ネットワーク」を選択します。 「表示」のプルダウンメニューから「ネットワークポート設定」を選択し、「新規...」ボタンをクリック。
名前は何でも構いません。 「ポート」は「内蔵 FireWire」に指定します。 そして「OK」ボタン。
下のリスト欄にて新しいポート設定が追加された事が確認出来ます。 次に「表示」から今作成したポート設定を選択して下さい。
IPを設定するのですが、私の場合は「手入力」でこのようにしました。 IPアドレスとルータが「192.168.2.1」で、サブネットマスクは「255.255.255.0」です。 そしてここでウインドウ右下の「今すぐ適用」ボタンを押しますと、何秒かしてこのマシンのIEEE1394側のIPは192.168.2.1となります。
システム環境設定の「共有」でインターネット共有を設定します。 内蔵Ethernetから内蔵FireWire(IEEE1394)経由でWinマシンでネット接続しますので、上の様な設定になります。 設定が終わったら「開始」ボタンをクリックします。
そうこうしている間にWin側では、1394接続のIPアドレスがDHCPサーバーによる割り当てにより変更されてます。 変更されていなければ一端接続を無効にし、再度有効にして数秒待ってみて下さい。 IP割り当てが反映されます。
これでインターネット出来ます。 試しにブラウザーを起動してみて下さい。
これでもダメな場合、Win側で割り当てられた「デフォルト ゲートウェイ」のアドレスをそのままMacのIPにしてみましょう。 MacのIPが変更された時点でネットが出来ると思います。
Mac側の共有フォルダーを開放する事も勿論可能なのですが、出来るだけMacの負担を減らす意味からも、今回はWin側の共有フォルダーを開放してMacから接続する方法を採ってます。 折角接続しているので、ホストが担っている役割を出来るだけ減らし、処理を分散出来ればと思います(何をするかはこれから考えます)。
先程Winで割り当てられたIPがありますが、その前に「smb://」を追加して接続します。 Finderでcmd + Kとして接続画面を出し、アドレス欄に
smb://192.168.2.2
として接続を試みますと、ワンテンポ遅れて上のようなウインドウが開きます。 パスワード制限はありませんのでこのまま「OK」ボタンをクリックしますと、共有開放されたフォルダーを選択出来るようになりますので、取り敢えずは先程共有を確認した「SharedDocs」を選択し、共有します。
デスクトップにアイコンが現れ、自動的に第1階層のウインドウが開きます。 これで作業は終了です。
転送速度ですが、話によるとマシンの性能や起動プロセスによって変わるそうで、安定した転送は望めそうもありません。 MacからWinにファイルをコピーした場合、1MB/s位でダラダラと転送されました。 またWinからMacへは3.1MB/sで転送。 何だか全然遅いような気がしますし、よくよくWinの設定を見ますと「100Mbps」って書いてある...(笑) コネクタとかケーブルとかの問題なのかしら。 でもまぁいいや。




