Inner Mystique/One Step Beyond
Chocolate Watchbandというどえらくハードなガレージバンドがあって、ライブでのぶっちぎり度は相当なものなんだけど、スタジオ録音盤では大人しい。 何故ならば本人達が演奏しているのではないテイクが多いのだから。
っていう話を聞いてしまうとどうしても欲しくなる訳で、困った性格だとは思いますが、結構こういう珍盤は良盤だったりもします。
このバンドに関してはあまりよく知りませんので、あれこれ情報を漁ってましたら、Trans-World '60s Punk:Cutie Morning Moonさんで詳しい解説をされてました。 必見でっす♪
...読んでみると、そのあまりの不遇さにうっかり笑いがこみあげてきそうにもなりますが(すいません)、これをChocolate Watchbandの単独作品としてではなく、正体不明のガレージコンピとして捉えてみるとあら不思議、良盤になってしまいますから大変だ。
このChocolate Watchbandが発表した2ndと3rdの2in1であるコンピは(←違う違う!)、ガレージというか売れ線サイケでありまして、丁度LOVEに売れ線要素を付け加えたような雰囲気です。 この「売れ線要素」というのが曲者で、少しだけ露骨だと意外に目立ち、失敗する事はあるのですけども、この作品の場合はかなり意図的に露骨なので(シタール風味とか)逆にナイスな結果に落ち着いてます。 こういうフリーキーな出来映えというのは希有とも言えますので、歴史的名盤とまではいかないけれど、個人的にはかなり好きです(単に「珍盤」と言いたい)。
ボーカルまでセッションミュージシャンにやらせちゃダメだよな、やっぱり(笑)
でも作品としてはかなり良いんですよね。 拘らないで聴くのが吉。





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