フェティッシュ
殺人事件に異常な興味を抱くガブリエラの心を捕らえて離さないのは、「ブルー・ブラッド・キラー」。事件に関する記事を探してはスクラップする毎日を送っていた。ある日、殺人現場専門の清掃会社の存在を知った彼女は、迷わずそこに転職。「ブルー・ブラッド・キラー」の現場に行きたいと申し出るが...。
そもそもが「監督レブ・ブラドックの短編映画をクエンティン・タランティーノが気に入ったことから、長編のために資金を出させてほしいとラブコールを送ったことがきっかけで出来上がった作品。」という事で、ブラックコメディーの領域を遥かに逸脱して真っ黒け。 切り落とされた生首は一言喋るのか、という、本当にどうでもいいっていうか知りたくもないし「んなワケねーだろ!」と叱りたくもなるタームに対して果敢に挑む主人公の、正直申し上げて気色の悪い性格は、これを「コメディー」として成立させてしまう世間を映し出す鏡だとも言えましょう。
私個人としてはこういった嗜好よりも、言い出したら聞かないどころか聞いていないような、聞いていても軽く無視というか、全然ベクトルが違う会話にしかならないこの性格が大嫌いで、映画自体は相当に面白い事を先に申し上げた上で告白しますと、なんだよこのアマ(けっ!)
でも、この主人公の嗜好と性格があってこそ成立し、且つ興味深い作品ですので、気持ち悪いのが嫌いでなければ是非どうぞ。 あ、レンタルで十分です(笑)。 エンドロールの後もちゃんと観てね。






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