遠雷
立松和平の小説をロマンポルノの根岸吉太郎が監督、彼の代表作となった。東京近郊でトマトを栽培する青年の、自由奔放な恋愛を楽しみ、土地の売買を強要する不動産屋を追い返すなど、バイタリティに溢れた生き方を描いている。永島敏行の出世作。
東京近郊っていうのは宇都宮の事で、80年代初頭の宇都宮っていうのはこんな感じだったのかと思わされます。 都会と田舎の真ん中の、どっちつかずの中途半端さというのは、一寸興味深く、映画の題材になるかどうかは知りませんけれども、少なくとも写真の題材には成り得ます。 この作品では土地買収の件で均衡を崩そうとしておるようにも見えますが、それは本題では無さそうで、かと言えどれが本題なのか探すのも面倒で、っていう感じの作品ではありました。
石田えりさんが石田えりさんだった頃の作品。 ラストの「私の青い鳥」のシーン、そこに匂うどうしようもないやりきれなさを少々感じました。 最初何が起こったのかと思ったけど。





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