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Mother Father Brother Sister

delicious はてな この記事をクリップ! | 2004年11月18日23:04 | 編集

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 MISIAがCCCDで作品をリリースすると聞いた時は、他の誰がCCCDだろうと構わず先に「MISIAだけは買わなくなるのだろうな」と、半分泣きべそ状態で決意した私でありまして、果たしてその通りになったのもやっぱり今から考えれば泣きべそ気分ではあります。

この歌い手は非常に器用貧乏だと私は思います。 それは即ち、バラード路線に走った時に勘付いた次第でありまして、それがあまりに当然の帰結「風」に見えてしまったからです。 何故ならば、それが安直な行為でコマーシャル「過ぎる」為に、本来MISIAさんが持っていた可能性を事前にリスナーに対して吐露してしまったからに他なりません。 少々ややこしい物言いではありますが、その可能性は路線を決定づけた時点でその決定づけられた路線から外れる部分をもリスナーに決定させる危険を孕むのであり、これは歌の上手なシンガーにありがちなプロセスであってきたのではないかと思う次第です。

「それ以前」の傑作がこの1stであると断言してしまったら、誰が否定しましょうか。

この作品にソウルがあると無理矢理決めつけるとして、それではこれ以降の作品に於いてそのソウルがどのような遍歴を持っているのかと統計的に考えてみると少々泣きたくなってしまいます。 この開放的なソウルは彼女の年齢だけで決めつけられるものではないでしょう。 勿論それすら評価の一マスに汲み入れる事は可能でしょうけれど、それすら打ち壊すこの奔放さは如何なものか。 このソウルがとてもフェイクなのは、リスナーになる皆様が判断出来る範疇だとは思います。 しかし、フェイクが駆逐の最大の対象と成り得るのかと言えば、矢張りそのタームに於けるテンションの振り幅によりけりなのではないでしょうか。

この振り幅については、建て前を軽く潰し、本音に食い込んでいく率直さこそに評価の論点が集まるべきです。 先ずは聴いて判断して頂きたいところです。

尚、1stばっかり評価してしまいましたが、2ndの「LOVE IS THE MESSAGE」がその「答え(応え)」として重要なアイテムである事に間違いはありません。 アートワークも素晴らしいですし、音響的にも申し分ありません。




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