Repeater & 3 Songs
ゴリゴリのハードコアパンクだった(当時)Minor Threatなるバンドが私は好きで、運転中に眠たくなると大音量で聴いたものですが、今となるとどんな音だったか忘れてしまってる不甲斐なさも持ち合わせており、なんともはや。
そんなMinor Threatに在籍していたIan MacKayeさんが結成したのがFugaziだとは、実は私、最初知りませんでした。 それはもう15年位昔の話、「グランジ」というジャンルがありまして、なんつのか、オルタネイティブな感じの...って自分で書いていて未だによく判らないままなんですけれども、代表的なのがニルヴァーナでありますが、雑誌の特集みたいなので紹介されていて(もしかしたら「グランジ」と呼ばれる前だったかも知れない)、その横にて紹介されていたのがこのFugaziでありました。
確か、ニルヴァーナの方はボーカルの人(カートさんでしたっけ?)がギター持ったままドラムセットに突っ込んだ写真で、これはこれでナイスなんですけれども、Fugaziの方は上半身裸の人が(つか、皆上半身裸だったような)3次元的に引っ繰り返っている...詰まりブレイクダンス状態でありまして、その衝撃度はどう言えばいいのでしょう...笑えた。 何じゃコリャ?って感じで。
ですが、パンクだった。 どっからどう見ても、紛う事無きパンクそのものでした。
早速CD屋に行って買ったのがこの「Repeater & 3 Songs」です。 やたらと安かったのを覚えてます。 インディー精神を貫いているからなのかわかりませんけれども、兎も角も安かった。 dischord recordsって良心的だなって結論であります。
音としましてはパンクではあります。 が、簡単にパンクのみで語られるのは如何かと思われます。 強いて言えばパンク的要素が強いだけで、じゃぁ残りの要素は何なのよと問われれば、パンク以外全部です。 こういうバンドはとても貴重です。 私としてはポップな感触がとても強く、激しいのに聴きやすい、という印象がありまして、前言翻すようですが、逆に申せばパンクの入門書的アイテムとしても成立するでしょう。 音楽という形態に対してのハードコア的な立場をその独立性に滲みだしている希有なバンドの在り方は、奇跡というしかありません。
カッコイイんですよ、マジで。
このエントリーでは取り敢えずこの名盤の誉れ高い「Repeater & 3 Songs」を挙げましたが、この他に次のアルバム「Steady Diet of Nothing」も強力盤(特にM2は必聴!)。 後は何枚か買いましたが、私の趣向が大幅に変わった為か、それ程の印象はありませんでした。 ので、この2枚をオススメします。 両枚とも試聴出来ますので是非どうぞ。 あ、そうそう、DVDも出ているみたいで、超質の悪いブートビデオとか買って落涙した当時の私なぞ笑って蹴っ飛ばして構わないような昨今です。 時代は変わったなぁ...(涙)。 ちなみにこのDVD、カートにさっき入れました。
ちなみに私は昔ベースを弾いていた事があるのですけれど、「自分で作れそうなフレーズ」のお手本がこのFugaziでありました。 が、ついぞその夢は叶いませんでした。 こういうフレーズって、作れそうでなかなか作れないんですよね。 余程バンド内の息が合っているか(当然リハ中や曲作り中に!)、パンク以外からの(もしかしたらレゲエ?)畑出身のベースさんなのか。 その突然変異なのに活着性の強いリズム感には舌を巻いてしまいます。
騙されたと思って一先ずリンク先のアマゾンのページをご覧下さい。 んで試聴してみて下さい。 かなり良いですよ。




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