白昼の幻想
ずっと観たかったこのドサイケな作品をやっとこさ観る事ができました。
ロジャー・コーマン監督が蔓延するドラッグカルチャーを題材に、サイケデリックな色調とフラッシュバックの多用で幻覚状態を映像化したアシッド映画の原点。ジャック・ニコルソンが脚本を手掛け、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが共演している。
ピーター・フォンダさんが妻から離婚を迫られている(そんなに迫られていない)テレビ関係者らしく、そんなテレビ関係者さんがLSDを服用してアッチ行ってどうこう、という映画で、テレビ関係者であるかどうかは本筋とは全く関係ありませんけれども、恐らくは「一般人」という事で、ジャンキーやヒッピーじゃありませんよ、という位置付けなのかも知れません。
で、映画始まって一寸してからLSDをアップルジュース(笑)で飲み、恐ろしく効き目が早くて3分位でトビ始めます(映画だから)。 後はトビっぱなしで、それはそれは興味深い。 特典映像でも語ってらしたけれども、はっきり言ってあぁいう映像処理は真実には程遠くて、あくまでもあれは「脳内状態を当時の技術でフォローしてみました」という事なんで、幻覚剤飲むとあんな風になるんだって勘違いしては困る!(笑) と申しますか、その特典映像を観るのが一番のサイケ体験なんじゃないかと私が思ったくらいなのですが、見て聴いて感じたものの、その「感じた」の中の、もっとエモーションな部分が大事なのであって、文章や映像或いは音響ではこれが欠けている、という訳なんです。
が、そういうのは個々の脳内で補填してもらって、楽しんでこの作品を観て頂きたいものです。 今でも十分通じますし、ある一点では現在よりも前衛です。 ちなみに私は「嵐の青春」を未見でして、こちらも早急に観たいものです。





<link>