裸の十九才
1968年に発生した永山則夫さんによる連続射殺魔事件(参考ページ)について、私は書籍よりも先ず映画で感じようと思い、一番最初に「略称 連続射殺魔」を観るものだと堅く決心しておったのですが、これがまたなかなかDVD化されず、やきもきしてましたところ、チャットでこの映画について教えてもらい、早速観てみた訳なのではありました。
それから上記参考ページを読んだという、なんとも本末転倒な私です。 映画化に伴い特に逸脱している部分もありませんでした。 だので安心して「略称 連続射殺魔」が観られるんじゃないかと勝手に妄想しているのですけれど....。
実際に起きた連続射殺魔事件をもとに、新藤兼人監督が映画化した作品。集団就職で上京した青年が社会から孤立し、偶然手に入れた拳銃によって社会に自分をアピールしようとする。
正直申し上げて前半の何とも悲惨なストーリーには、最早救いようのない空気に満ち溢れ、観るのをやめてしまおうかと思った位でありましたが、後半...特にビレッジバンガードに就職するあたりから俄然面白くなってきます。
ゴーゴー目当てだったからなのですが(笑)。
いや、それが無かったら途中で観るのをやめてしまったかも知れません。 近代映画協会創立20周年記念作品として製作された為なのか、力み過ぎる程に社会派ちっくで、はたまた他の新藤映画もそうなのか不明ですが、とっても教科書的な映画なのであります。 当時の時代背景を鑑みればこれでも十分すぎたのかも知れませんが...。
最後に、正直にこのエントリーで書いておきますと、これがデビュー作との事の原田大二郎さんの演技とか存在感とか現在に通じる厚かましさはここでは希薄でありました。 ですからアレルギー症状の方も安心してご覧下さい。






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