中核VS革マル
上下2巻ですが、リンクしたのは文庫本なんで合わせて1000円位です。
1000円で中核派と革マルが大体わかります。
血で血を洗う殺戮戦争を続ける学生や労働者たち。その覆面の下には、どんな素顔が隠されていたのか。高い理想と正義感から生まれたはずのメ革命モ運動が、両党派間の内ゲバ殺人に転化していった悲惨な歴史の逆説。いま困難な時代の転換期にあって、先行世代の軌跡を見詰めなおす綿密なドキュメント。
中核派と革マル、あるいは左翼について興味の無い方には全く触手が(←貴方が昆虫なら)動かないでしょう。 だがしかし、「中核派とか革マルとかよく聞くけど、あれって結局何なのさ?」という根底的な疑問があり、一応は知っておきたいのであれば、迷わずこれをお薦めします。 著者は立花隆さんです。
内容的には、左翼用語を除けば全般的に難しくは無く、逆に読みやすいのではないかと私なんざ思いますけども、それよりもなによりも言いたいのが、読むと消耗します。 これは請け負います。 事実私、読み終わってこれを書いている私が消耗しているんですもの。
でも私自身、この本であれこれと今まで疑問に思ってた事が氷解しましたです。 例えば、なんであんなに壮絶な内ゲバをするんだろうと、これは何故なのかと。 そうしましたら、あれは内ゲバじゃないんだそうです。 お互いを反革命と捉えているので「内」ゲバじゃないんだと。 戦争なんだと。
身震いしました。
追記:ホテルでワインをガブ呑みしながら読む本ではありません。




