祖国と民族を語る—田宮高麿ロングインタビュー
1970年よど号ハイジャックでピョンヤンに渡った田宮高麿が、社会主義国北朝鮮で生きた原体験をふまえ、社会主義の危機の諸相を明らかにしつつ、その再生と展望を提示する。
1995年に行われたインタビューであり、聞き手は高沢皓司さん。
この本はいきなり読むのではなく、事前に幾つかの資料に目を通してからの方が読みやすいと思います。 そうでないと全体を覆う観念論と、無闇に強調される主体思想とに阻まれて読了出来ないかも知れません。 途中でウンザリしてしまうかも。
事前資料この1冊!となりますと、矢張り高沢皓司さんの著作でありますところの「宿命「よど号」亡命者たちの秘密工作」に尽きます。 何かにつけ私はこの本をオススメしておるところではありますが、それだけの本だっちゅー話です。
「宿命」ではこのインタビューの内容を転用しつつ「よど号」メンバーのベールをはぎ取っておりもしまして(おりもまさおじゃありません)、彼らの主体思想への転向(洗脳)を感じ取るには、このインタビューだけでは不十分であり、その背景「宿命」で把握する必要がある、という訳です。
両者を読めばその落差に驚かれる事でしょう。 それと、金親子へのダイレクトな賛美具合も一読に値するかと思われます。
そう言えば最近ヨドゴーズの話が出ませんですね。





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