いつの日か還る
新撰組隊士で伍長であった島田魁さんが主人公の小説となると、読む前に思い出すのが、鳥羽伏見の戦いで土塀の上から銃を差し伸ばし、下に居て疲労困憊&具足つけて重い重いな永倉さんを「ひょい」と引き揚げる逸話です。 この小説で永倉さんは
こりゃ、なんだか一本釣りされた鰹のような気分だぜ
と(笑)。
伍長とはいえ存在的にはマイナーな部類に入る主人公ではありますけれども、その実直な性格、6尺15貫(180cm170kg)という相撲取りみたいな体格、そこから滲み出る朴訥とした物の考え方は読んでいて心地よく、新撰組を知らない方でも何となく読めちゃうかも。
あ、中村 彰彦さんの著作です。
文章量がそこそこにありますので、一気に読むよりも、何回にも分けて...例えば寝る前に15分位...読むのが良いのではないでしょうか。 というか私がそんな風に読んだのです。





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