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新・世界の料理ショー

delicious はてな この記事をクリップ! | 2004年02月09日08:45 | 編集

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Foodies-TVで「新・世界の料理ショー」を放映しているとアカネがどっかから小耳にはさみました。

拙宅ではケーブルテレビを敷いてて(この書き方変)、Foodies-TVの幾つかの番組を観られるものですから、一寸探してみましたところ、どうも火曜日に放映されているらしい。

ただ、問題はこの「新」という部分です。

「新」じゃない「世界の料理ショー」はもう散々観ました。 テレビ東京で唯一観る番組だったかも知れません(あ、それと平日昼間のB級映画も)。 知らない人は知らないのでしょうけれども、どうしても知って欲しい観て欲しい料理番組です。

贅沢な素材、鮮やかな包丁さばき、巧みな話術で、毎週2億人の視聴者を魅了した超ヒットバラエティ番組「世界の料理ショー」。この番組に出演して一躍有名になったグラハム・カーがパワーアップして帰ってきた!今回の「新・世界の料理ショー」のテーマはズバリ!健康。おいしくて楽しい、かつローコレステロール、ローカロリー、ローファットを心がけたヘルシーな料理を、世界的に高名なシェフなど多彩なゲストを迎えて紹介する。グラハム・カーのウィットに富んだ軽快なトークにもご注目だ。

参考リンク:グラハム・カー公式サイト (←そんなに面白くない)

「世界の料理ショー」に関しては大昔、padma colorsにMTを導入する遥か前に何度か書いたんですけども、検索したってそんなに情報が無かったんですよね。 だから原題の「Galloping Gourmet(失踪するグルメ?)」って実際にはよくわからなかった。 CM前後の「GG」ってありゃなんだ?ってなもんでした。 GGアレンか?みたいな(全然違う)。

その時すごく参考にさせて貰ったのがNESTさんの1コンテンツです。 ホストのグラハム・カーさんの奥様やあの「スティーブっ!」の写真もあります。

番組の内容に関してはSTIJ Projectさんの「むかしのイチ押し ダメ出し4003−[1985 世界の料理ショー]」に詳しいです。 これは「新」になってもほぼ同じ。 この進行、王道パターンってぇやつなのでしょうね。 尚、オリジナルではキッチンでフィルムだ写真だので世界の料理を紹介してましたが、「新」では客席に座って紹介してます。 丁度「笑点」の最初みたいな感じ。

そんなグラハム・カーさんのプロフィールは、TVグルーヴ・ドット・コムさん内の紹介ページをご覧下さい。

最初の放送は1969年だったのだそう。 それから約2年ほど続いたのですけれども、その頃の料理っていうのが今では考えられないような内容で、溶かしバターをフライパンに引いて、(材料は問わず)塩コショウで味付けして焼き、ソースはサワークリームまたはクリームまたはまたバターやら「これでもかっ!」って位に高カロリーで体に悪そ〜な代物。 でも、観ていた少年時代の私は、「わぁ、こんなにこってりしたもの食べてみた〜い」とか本気で思いました。 その位美味しそうだったんです。

但し料理の仕方が難ありで(笑)、恐らくTV向けの演出だと思うんですけども、喋りながらアクション交えながらなんで、すんごく雑な作り方。 量は目分量だし、切り方は適当だし、オーブンから火を吹かせたり、ひっちゃかめっちゃか。 でもそれが面白かった。

その後グラハム・カーさんは事故で(自動車事故だったら笑えます)一時的に体が麻痺状態となり、番組は打ちきりになり、私としてはそれ以降のグラハム・カーは全く知りませんでした、インターネットを始めるまでは(勿論、再々々々々々々々々放送を時たま発見してゲラゲラ笑いながら観た事はありました)

奥様が心臓発作で倒れた事を期に、

「Minimax」という健康への害を最小限におさえ、素材を最大限に活かす料理法を考案

したそうで、これが「新」で使われてます。 つまり、「新」はヘルシーな料理番組なのです。 基の料理のカロリー数等と、ミニマックスによる調理でのカロリー数等との比較を行い、グラハム・カーさんのあのキャラクターで健康を呼びかけている訳です。 この「新」が1986年頃との事ですから、15年あまりもリハビリをしていた事になります。 ただ、「新」を観てみればおわかりの通り、老けましたが元気いっぱいでありまして、しょうもないジョークも健在です。

当然私は日本でこれを観てきたので、日本語吹き替え版を観てる訳ですが、恐らく、「世界の料理ショー」がこれだけ楽しめるのはグラハム・カーさんの吹き替えをなさった方の力によるところかと思われます。 オリジナルでは黒沢良さん。 これがすごかった(笑)。 たんなる翻訳吹き替えじゃなくて、その飄々とした語り口は一発でこの番組の虜にさせます。 特に番組最後のレシピ紹介では日本ネタとかまで追加し、暴走寸前...いや暴走してます。 一番最後でジョークをカマすのですけれども、これが(恐らく)オリジナルには無いもので、どうしょうもなくくだらなく、何勝手に台詞つけてんだよ!とか思いますけど結局大爆笑してしまうのです。 黒沢良さんすごすぎです。 DVD-BOXとか出ないんでしょうか。

「新」での吹き替えは池田勝さん(←多分このリンク先)。 恐ろしい事に、吹き替えの台詞まわしが黒沢良さんバージョンと同じです。 もしかしたら翻訳担当のセンスなのかも知れません。 ただし、黒沢良さんのインパクトが余りに強過ぎて、池田勝さんバージョンは「単に軽い、時々カマ言葉のグラハムさん」といった感じとなっております。 ちなみに黒沢良さんバージョンは「軽く、時々カマ言葉なんだけど、黒沢さんのアドリブが凄過ぎてグラハムさんから逸脱していそうな、でも実はグラハムさんらしいグラハムさん」です。 わけわからん。

余談ですが最近の私のお気に入りフレーズが「山盛り」です。 なんでもかんでも山盛りで、本当は山盛りじゃないのかも知れませんけれども、台詞上では山盛り。 例えば「オリーブオイル大匙山盛り2杯」とか。 オリーブオイルを山盛りってどういう事なんだよ!っていう突っ込みが容易で、こんなに素晴らしいフレーズはありません。

そんなこんなです。 一度「世界の料理ショー」を長文エントリーしてみたかったんです。




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