日本春歌考
春歌というのは活字では確認した事があるものの、その節は今までずっと知らず終いでした。 この大島渚監督の映画を観たのも、その節を確認したいが為からなのであります。
♪一つ出たホイのよっさホイのホイ♪
で、今Googleで「春歌」を検索してみたらすごいことになってしまってました。 こちらは恐らく読みとしては「はるか」なのでしょう。 ぁぅぁぅ、こちらは「しゅんか」であります。
それにしてもこういった春歌で盛り上がれるなんて、当時の人々は何だったんだよ!等と今からなら思えます。 教師役の伊丹十三(一三)曰く(愛媛県文化振興財団 - 「文化愛媛」特集より引用)、
「こいつらはね、可哀想なんだよ。ドカンと感じることができない抑圧不感症なんだ。だからこうして歌でも歌ってやるよりどうしようもないんだよ」
キャストがすごい狭い範囲内でウルトラ豪華なのをさておいて、チョソン・ネタを探していると大島渚にぶつかる事が多いのは、それだけモチーフにされているからであり、ナニゲにそれがマッチしております。 今回も同様で、ラストの受験会場でのシーンはチョソン・ネタ大好き(且つチョソンに批判的)な方に笑いをかみ殺させるインパクトを与えるのではないかと思います。
比較で言えば新宿泥棒日記よりもわかりやすい映画です。





