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君も僕も友達になろう

delicious はてな この記事をクリップ! | 2003年10月21日20:43 | 編集

(2003/08/05頃、前サイトで書いたもの)



coverタイトルとジャケット...それだけでこれから私が何を書くかがバレバレでありそうな1枚です。

私は元来、GSはあんまり好きじゃありません。 というのも、GSが下火になった頃にスタジオミュージシャンになった知り合いが私には居まして(現在音信不通)、彼が言うには当時のGSさんたちはナヨナヨした曲(歌)の裏側でとんでもねー事をしている或る意味詐欺師然たる存在だったそうでして、そんな前提の上でGSを聴いてしまうと、こう...頭を抱えざるを得なくなる訳でありますから、頭を抱えて音楽聴いてもしょうがないのであります。

なのに、何故にこう買い求めてしまうのかと言いますと、単に興味があるだけだからであります。 どういう部分に興味が有りますかと申しますれば、それはちょっと私自身にも分からない領域だと告白せねばならないながらも、ちょっと思い起こして整理してみますならば....(昏倒)

さて、アウト・キャストです(笑)

かような経緯で私はGSに疎く、その割にはやれGSだなんだと書いておりまして、そうなりますとビジターの方から「これは持ってる? これは聴いた事ある? これは知ってる?」とフィードバックを頂戴しまして、その都度「すいません知りません」と誇らしげに、というか逆ギレ気味に返事をするのでありますけれども、アウト・キャストなんてその典型でありまして、教えて貰うまでその存在すら知りませんでした。

曰く

「アウト・キャストの『のっぽのサリー』はパンクだから、一度聴いた方がいいですよ」

てなもんですから、これは流石に興味津々で買い求めたのであります。

「つーか『のっぽのサリー』って元々パンクじゃん?」

等と言う、わかってんだかわかってねぇんだかワカメな応えをしたのは言うまでもありません。 つーかもう何がパンクなんだかわからないっすよぉ〜。

取り敢えず「のっぽのサリー」がパンクなのは知識として仕入れましたが、もしかして「のっぽのサリー」だけパンクで、他が普通だったらどうしよう?とは、注文してから気付いた私の早計さを語るに十分な根底的過ちでありました。 そして、それは半分当たってしまったのです。

今回購入しました「君も僕も友達になろう」は、オリジナルアルバムに全シングル曲を収録した「1枚組コンプリ作品」でありまして、20曲入って1枚で収まるのは各曲が短い事を示し、なれば「くだらねぇ曲が延々と流れてしまって困っちゃう」症候群を発症させずに済むメリットが大きいのであります。 2分とか3分で1曲が済みますと、間違って掛けてしまっても「ま、じきに終わるし」と諦めもつきます。 って、そんなダウナーな話は置いといて。

先程書きましたが私はGSに疎く、B級GSとそれ以外の区別は全く付けられません。 一応アウト・キャストはB級GSっていうか、このCDが「カルトGSコレクション」の1枚なので、もう何をかをいわんをやーですけれども、そもそも私から見ればGSなんて全部B級でありますから、そのB級としての素晴らしさを聴くのが正しい作法だと心得ております。

もっとすごいのが当CDの曲紹介です。 「ほとんど売れなかった」とか「全く受け入れられなかった」とか「地味なビート・バラード」とか、本当に笑わせてくれます。 もうね、買って損した気持ちです。 でも幾ばくかは真実なのでしょうから、その点では好印象です。 損しても良いと思って買ったんですから。

しかしながら、視点を変えて、大幅に変えてこの作品の私なりの存在意義を最後に書きます。

先ず、そんなにあれこれ書くほど悪い作品ではありません。 何か妙に演奏が上手ですし、オルガンがGS臭くて「あ〜俺は今GSを聴いてるんだな!」と思い知らしめてくれます。 GSを基準としますと数曲ほどNHK教育ちっくな場違いっぽい曲もあります。 また、前述の「のっぽのサリー」的なガレージっぽい曲もあります。

HDDに入ってる数多の曲の中の、20曲くらいこんな感じのジャンルがあっても素晴らしいのでは無いでしょうか? 1000曲あれば、掛かる確率は1/50であります。 そして曲寸が短いので「げ!アウト・キャストだ!」って落ち込んでも、それは数分の事であります。 勿論「お!アウト・キャストだ!」的な喜びも1/50位はある訳ですよ。

まぁ...「GS→GS」っていう並びになると困ってしまいますが。

追記:オックスが今聴きたいです。


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