ジャックスの世界
(2003/07/28頃、前サイトで書いたもの)
ところでじっくり聴いてみますと、ジャックスのこの1stはかなりにグループサウンド(GS)です。 時代がそうだったからかも知れません。 音響がそうなのか、声(発声)がそうなのか、詳しくは判らない乍も、この作品で言えばそういうのはどうでも良くて、そのおどろおどろしさだけ堪能してくれれば先ずは万々歳です。 あ! 音響も声もおどろおどろしいや。 たははのは。
勿論、モロにGSではありませんでして、言うなれば「何々っぽいGS」という表現で良いかと思われます。 暗黒GSでっす(←こらこら) いや但し、今聴けば、であります。
もう、鬱で鬱で仕方ないです。 一応ロックとされておりますけれども、先に申し上げました通り、ロックっつーか歌謡曲然としたGSサウンドなんじゃないかと思います。 でも「ロックの金字塔」だと言われるのであれば、それはそれでいいです。 別に非難しやしません。
つーか、後にロック屋さんがカバーしているから、それでジャックス「も」ロックだと捉えられているんじゃないかと、思うんです。 いや、甲斐バンドがロックかどうかすら怪しいのですけれども、まぁいいや。 どうでもいいや。 知らない知らない、って感じ。
サイケデリック・ロックなのか!? とか今思ったです。 でも、ドアーズとかを期待して聴いちゃいけません。 あれとはどことなくちと違います。 結構似通ってますけど(時代も時代ですし)、何か決定的なところが違います。
....日本のサイケデリック・ロックか。 そうだそうだ! 本場サイケをカバーした雰囲気ですよ。 演奏力はこの際置いといて、カップスみたいなもんです。 ちなみに私としてはジャックスよりもカップスの方がロックです。 ロックロックこんにちは(違)
演奏力的にはアレです。 「ガレージパンク」みたいな。 そういう曲もありますです。
ですが、ジャックスのこの1stで聴くべきものは、そういったガレージでサイケなものではなく、静かめの...いわば深海でマリンスノーが海底に沈んで行くが如く、リスナーのテンションすら沈めてしまうような、しかしながらとても綺麗な楽曲です。 M2なんて名曲なんじゃないでしょうか?
どちらにしたって名盤である事にかわりはありません。 でも月曜日に聴いちゃぁいけない。




